Collins 51S-1.
風貌はSラインの流れをイメージさせるのですが、その作りは全くの別物のユニバーサル・レシーバーである51S-1.
コリンズ社最後の真空管式オールバンド受信機として、1959/1960年に製造が開始され、
ソリッドステート式オールバンド受信機651S-1が製造されるまでの1975年頃まで軍用・放送局用・航空機搭載、そして研究所などで
大活躍した受信機です.Sラインに使用されているPTO(70K-2)とは比較にならないくらいの安定度を誇る1MHzカバーレージの
PTO(70K-7)を装備し、メイン・ダイヤルと連動させてRF段・IF段すべてのチューニングを機械式に行っています.
通常の電源がAC117V仕様の51S-1に加え、DC28V仕様の軍用機51S-1A/51S-1AF(ラックマウント・タイプ)など
バリエーションがあります.
2003/11/03 UP
Collins 51S-1 Receiver |
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51S-1の魅力がここダイヤル部分に集約されているように思いますがHOW? ダイヤル・タッチの素晴らしさは言葉ではいい表すことができません. ダイヤルをまわしてワッチする楽しさを存分に味わうことができます. |
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51S-1のフロント. シンプルなフロントからは内部の様子は計り知れない. |
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フロント・パネル右側にリジェクション・チューニングが見える. |
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写真手前がフロント・パネル側. 70K-7のPTOにはオルダム・カップラーが付いてます. 70K-7は1MHz幅で+/-2-3KHzという周波数リニアリティーのよさ. (R-390Aなどでは1MHz幅で7-8KHz幅に入れば よいことになっているそうです.) |
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メイン・ダイヤルから各種ギアで連動し、必要なチューニングを 取っている.写真ではそのひとつのギアが見える. |
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バンドスイッチに連動しているドライブチェーン. これはメインダイヤル上のメカニカル・カウンターを 駆動している. |
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整然とたシャーシー内部の様子. |
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SSB用としてはAGCのリリースタイムが若干短いようです. C275 0.01μFとパラに2.2μFのペーパーコンデンサを追加しました. SSBにおいても適度なリリースタイムとなり快適になりました. |
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19インチラックに収めた51S-1. |
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51S-1 資料編 | ||||||||||||||||
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