Collins 75A-4 Receiver


コリンズ・ファンなら一度は手にしてみたい75A−4の紹介です。
さまざまな雑誌やWebサイトでもすでに数多くの紹介・説明がありますが、
ここでも何枚かも写真でご紹介いたします。

★75A−4関連情報の追加  <2001/11/09>
次ページに75A−4関連情報が満載です! <2001/11/10>


COLLINS 75A-4 Receiver



75A−4のフロント・パネル
75A−4は1955年春にコリンズにより発表されました。
1Kcリードアウト、安定化されたVFO(PTO)、IFシフト、メカニカルフィルター、、、、など
他を圧倒していました。
75A−4発表当初のダイヤルはシャフト直結でしたが
チューニングをし易くするために1:4の
リダクション・ノブ(307E-1)が追加されました。




右はバンドスイッチの様子。
各バンドは1MHz幅をカバーします。

11メーター・バンド(CB用)があるところに
ご注意。





写真左はフロント・パネル正面右側の
パスバンド・チューニングノブと
リジェクション・チューニングノブ。


SSB用として最初の受信機なのに
すでにパスバンド・チューニングが付いている
のはさすがコリンズたるところでしょうか?



内部の様子。

手前のシャフトはBFO(パスバンドチューニング)用
で金属ベルトによりPTOシャフトと連動
しています。
PTOシャフトとBFOシャフトの関係を
上側から見たところ。



写真下がパネル側。

PTOシャフトとダイヤルをつなぐ軍仕様の
オルダム・カップラー。


アマチュア・レベルというよりは手の込んだ
プロレベルの設計と部品が素晴らしい。

オプションまで含めて3本までのメカニカル・フィルター
の装備が可能。


写真は3.1KHz幅、6.0KHz幅、800Hz幅の
3本。

シャーシー内部のメカフィル・ソケット部分の
配線。

ローカルオシレーター部分の
X'tal発振回路。

写真でも分かるとおり、1950年代
製作とは思えないほどきれいな状態です。


しっかりとした配線とその素晴らしさは
ご覧のとおり。
オシレーター部分とスラグチューン・コイル
のところ。

75A−4の後ろ側。

写真右はアンテナ・コネクター類。


左部分はスピーカー端子、スタンバイ端子など
内部を上部から見た様子。