bhi
NES10-2
Noise Eliminating Speakers
英国bhi社のアマチュア無線用のDSPノイズ・キャンセル製品の
ひとつのNES10-2を紹介します。
シャックでの使用やモービルでもFBなDSP小型スピーカです。
しかし、そのDSP効果は絶大です！
Specification
●オーディオ入力：5W RMS max
●オーディオ出力：2.5W RMS max
●S/N比を大幅に改善
●ノイズキャンセルレベルmax35dB、しかも9〜35dBの8段階に設定
または切替(DIP SW)可能
●刻々変化する信号やノイズの状況に応じて、常に最適な微調整ができます
●イヤホン出力端子
●DSP ON/OFFスイッチ
●Power, DSPのON時にLED表示
●DC12〜24Vの任意の電圧で動作
●メタルボード, アングル付きの強固なスピーカー
●3.5mm monoプラグ付2mケーブル内蔵
●FUSE内蔵2m電源ケーブル付属
●Size: NES10-2 133(W)x78(H)x57(D) 300g
●MADE IN ENGLAND
ユーザー・インプレッション by JG1XLV 2004/04/11 |
|
| 効果 |  リグ内蔵ノイズブランカでは軽減できない連続ノイズでも、bhi NES10-2を使用した場合、まるでFM周波数を聞いているような 感覚です。無信号時にはノイズがうまくキャンセルされ、 音声信号が入ると、ごく自然な音質で再生されます。 2.5W出力の音量も適切です。 低音から高音に至るまでの広い周波数帯でのノイズをうまく キャンセル出来ていることと、DSPの演算処理速度や デジタル処理技術による効果でしょう。 ノイズ・キャンセル効果のデモ・サイトRF InquireyのHPにbhiのノイズ・キャンセル効果のデモが あります。HF帯でのノイズがbhiにより軽減され、 艶やかな音質で目的信号のみが浮かび上がってくる様子が 実感できます。 |
|
|
|
| 音質 |  bhi NES10-2はDSP動作が非常にスムースで、DSP特有の響きや遅れも無く、違和感がまったくありません。 ほんとうに自然な音質です。スピーカーは手のひらサイズの小型 ですが、それを感じさせない音量と音質です。 スピーカーとそれを包み込むエンクロージャー、DSP処理技術が それぞれ、うまくマッチした結果です。もともとの音質を損なうことは ありませんでした。 |
|
|
|
| 機能 |  ノイズキャンセル機能：背面のDIPスイッチにて、ノイズキャンセルレベルは9-35dbの8段階とノイズに合わせたきめ細かな設定が可能です。 DSP ON/OFF：スピーカー上面に付いているスライドスイッチで、DSPのON/OFFが出来ます。モービル運用時でも簡単にON/OFF操作が 可能です。 電源：電源はDC 12-24Vの任意の電圧で動作するので、電源については心配要りません。 堅牢なスピーカーグリルに収まった本体は付属のアングルで、最適な場所へ取り付け可能です。ホームシャック／モービルでもOK。 ビートキャンセル機能：ノイズだけでなく、ビートに対しても効果バツグンです。ビートに対する減衰量は、ノイズキャンセル量のレベルに 合わせ8段階になっています。  同種の製品が他社からも出ていますが、機能・スペックを較べた場合、bhiの方が、より機能豊富のようです。 |
|
|
|
| 操作性 |  通常の運用シーンに合わせ、背面のDIPスイッチを設定しておくだけで、あとはDSPの最新技術に任せておくだけの簡単な操作性。 小型・堅ろうなボディはシャックやボービル運用でも置き場所を選びません。DSP ON/OFFはLED色で一目瞭然。 |
|
|
|
是非、皆さんもbhi社製 最新DSPテクノロジーを駆使した
DSPノイズキャンセル・スピーカーを
体感ください！
bhi NES10-2の背面の様子。
写真左のケーブルは入力用ケーブル（3.5ｍｍモノ・ジャック付、２ｍ長）、
写真真中は減衰量設定用のDIPスイッチ。
写真右はDC入力用ジャック。
DC電圧の適応範囲が広く、使い易い。
上面の様子。スライドスイッチはDSP ON/OFF用。
上部の小型ボリュームは入力ゲイン調整用のボリューム。
トランシーバー／リグからのオーディオ出力レベルに合わせて
NES10-2がひずまないように設定する。
（ただし、NES10-2のオーディオ入力は5Wなので、当局のFT-1000の
オーディオ出力だと最大ゲインでも全く問題ありませんでした）
JG1XLVのシャックで使用中のbhi NES10-2 DSPノイズキャンセル・スピーカー
その奥はモニター用として現用中の16cmフルレンジ・スピーカー
HF帯のDXサーにもモービル運用にも、さまざまな運用シーンにて
進化したDSPテクノロジ-が威力を発揮することと思います。
＜＜お問合せ、ご購入はこちらへ