QST広告に見るCollinsの歴史(その1)
(1946-1948年)


資料提供:ex-W8JIN JIM, JA3CZY Elvin

ここで紹介する資料はQSTにおけるコリンズ社の広告を故W8JIN JIMが大切に保存していたものです.
コリンズ社の広告をQSTの雑誌からそのページを切り離し、JA3CZY三浦氏によりファイリングされたものです.
コリンズの広告内容の変遷の楽しみに加え、コリンズ社広告ページの裏側のページの広告の移り変わりも
また歴史を感じさせ、興味深いところです.


まずは1946年6月号から1950年までをお楽しみください.徐々に紹介するページを増やしていきますのでお楽しみに!
それぞれのページにジャンプするには下記のコリンズ・ロゴをクリックください.
 ちなみに使用しているロゴはコリンズ社が当時使用していたロゴで時代とともに移り変わります.


Please Click following Collins LOGO to jump desired page

1946/6 - 1948/7 1949/8 - 1955/1 1955/4 - 1957/5 1957/7 - 1960/4 1961/4 - 1964/7





30K/75A/310B/310B-1/2
32V-1/310C/75A-1
32V-2/35C-1/51J-1/
75A-2/KW-1/32V-3
KWS-1/75A-4/SC-101/
KWM-1
Collins S Line
32S-1/75S-1/KWM-2
30L-1,62S-1,
75S-3B


Collins history in QST ad.
Great thanks to ex-W8JIN and JA3CZY


QST,1946,JUNE Message from ex-W8JIN to JA3CZY,Elvin












上は故W8JIN JIMからJA3CZY三浦氏へのメッセージ.
1982年の日付になっています.

写真左は風格のある、、
コリンズ 30K 送信機



QST,1947,AUG,Page 9  



 コリンズ 75A 受信機
1Kcリードアウト可能なのをコメントしています.


上の写真とともに、この頃のコリンズ社の
ロゴに注意.


QST,1947,APRIL,Page 144 QST,1947,APRIL,Page 143

あまり馴染みがないものですが、、、
310Bエキサイター
PTOに70E-8、6AG7 3段に2E26終段.
3.2MHzから32.0MHzまでを5バンドにてカバー.

コリンズ広告(P144)の裏のページには
RME(RADIO MFG.ENGINEERS)広告が.

MF/HFのオールバンド受信機です.


QST,1947,AUGUST,Page 144 QST,1947,AUGUST,Page 144



310B-1と310C-2の二つのエキサイター.


コリンズの裏のページはRME広告.
VHF152は144MHz、50MHz、28MHz、27MHzをカバーします.ただし、VHF152はコンバーターのようです.


QST,1947,SEP,Page 160 QST,1947,SEP,Page 159


W2IUVからの手紙で構成されたコリンズ社の広告.

コリンズ30-Kが届くのを指折り数えて待っていた
様子、憧れの30-Kが届き19回も取説を読み直してから電源を入れたこと、心躍らせてQSOした様子など、コリンズ・ユーザーとしての喜びにあふれた手紙となっています.

コリンズ社広告の裏ページ.
RME社のプリセレ、コンバータを紹介.


QST,1947,DEC,Page 156 QST,1947,DEC,Page 155

32V-1送信機の登場です.
入力 150W CW
120W PHONE
80,40,20,15,11,10メータ・バンドをカバー.
価格は$475
  

コリンズの裏のページは
SONAR RADIO CORP.の広告.

80/40メータバンドの出力5W CWトランシーバー


QST,1948,JAN,Page 160 QST,1948,JULY,Page 2

コリンズ310Cエキサイター.
310C-1 (電源無し)価格 $85.00
310C-2 (電源付) 価格 $100.00

1948年7月号には75A-1が登場です.
価格は$375.00
1948年9月のARRLコンベンション情報有.
(ミルウォーキーにて開催)


まだまだ手元の資料の半分も紹介できていません.これから順次紹介していきますので、どうかお楽しみに