QST広告に見るCollinsの歴史 その4
(1957-1960年)


資料提供:ex-W8JIN JIM, JA3CZY Elvin

それぞれのページにジャンプするには下記のコリンズ・ロゴをクリックください.
 ちなみに使用しているロゴはコリンズ社が当時使用していたロゴで時代とともに移り変わります.


Please Click following Collins LOGO to jump desired page

1946/6 - 1948/7 1949/8 - 1955/1 1955/4 - 1957/5 1957/7 - 1960/4 1961/4 - 1964/7





30K/75A/310B/310B-1/2
32V-1/310C/75A-1
32V-2/35C-1/51J-1/
75A-2/KW-1/32V-3
KWS-1/75A-4/SC-101/
KWM-1
Collins S Line
32S-1/75S-1/KWM-2
30L-1,62S-1,
75S-3B


Collins history in QST ad.
Great thanks to ex-W8JIN and JA3CZY

"Era of Collins S Line"


QST,1957,SEP QST,1958,SEP



このころからご覧のとおり
コリンズ・ロゴがウィング・タイプに
なっています.

Sライン・アナウンス直前の広告です.
いよいよ次はSラインの登場です!

Collins S Line debut !


QST,1958,November

コリンズSライン 鮮烈のデビュー!(1958年QST11月号)

今まで白黒だったQSTにまさしく”荒野に舞い降りた白鳥”のごとくデビューした
Sラインのカラー広告.


オペレートデスクには32S-1、75S-1、312B-4の他、マイクロフォンはエレクトロ・ボイス 664.
30S-1も同時発表.


QST,1958,NOVEMBER




次のページは見開きになっています.
32S-1は価格 $590.00(電源無)

75S-1と30S-1.
当時のQST読者もびっくりしたことと思います.
まさにSSB時代を象徴する歴史的な
デビューを飾りました.
75S-1は$495.00

1958, November

アクセサリー機器の広告はカラー広告の最後に.
また、1958/11/08から12/08までの1ヶ月間がコリンズディーラーでの
展示期間のお知らせが掲載されています.

1959, March 1958, November

センセーショナルな1958年11月のカラー広告に続き、
1959年3月および7月号(QST)では32S-1と75S-1それぞれの広告となっています.



1959年7月号の上記コリンズ社広告(75S-1)の
裏のページではハリクラ HT-32A(HF帯SSB送信機)の
広告を掲載.

コリンズ社のメカフィルとは異なり、
5MHzのハイフレ・クリスタル・フィルター搭載により
逆サイドバンド抑圧比-50DBを謳っています.




コリンズのSラインやSSB技術を
相当意識したものとなっているのでしょう.










1959, October 1960, April

コリンズSラインの次はKWM-2の登場.
1959年10月広告では、アマチュアの憧れや想像力をかき立てるような
KWM-2の顔とも言うべきメインダイヤル/チューニングノブ
それとウイング・エンブレムが印象的.

1960年4月号では、KWM-2のアプリケーションのひとつである
モービル搭載の様子を紹介しています.





1960年4月号のコリンズ社広告ページの裏が
このハリクラ広告です.

ハリクラからはサラブレッドとうたった
新しい受信機のSX-111の登場.

(しかし、コリンズ社のPTOやこれに関連する
1Kcリードアウトと比較して、もはや
勝負はついていていた感じますが。。。)

SX-111は有名なSX-101の改良型.

ちなみに価格は$249.00
(75S-1の約1/2の価格です)