JG1XLVの部屋
1970年代、80年代

 Collins、コリンズ、、そしてCollins 



高校一年の秋にJA1VX香取光世さんのシャックで初めて見たコリンズSライン。
数々のコリンズ神話、設計の素晴らしさ、性能と価格の高さ。

手に入れたくても手に出来ない憧れからか
年々コリンズへの想いが募っていったのでした。

ここでは文字通り、紙が擦り切れるほどに読んだ思い出のCQ誌を
ご紹介したいと思います。





1974年のCQ誌の特集”コリンズの技術を語る”から。
カラーページのKWM-2Aの写真はほんとに綺麗でFBでした。





1974年4月号特集”コリンズの技術を語る”の本分ページ抜粋





写真左は東京駅・八重洲口の大丸6階無線通信コーナーの広告。
コリンズやドレークの取り扱いをしていた。
この広告では、
KWM-2A   ¥350,000  
75S-3C   ¥395,800
32S-3A   ¥514,300


であった。写真右は日本でのコリンズ人気のため
日本で生産発売された日本コリンズ製のKWM-2Aの広告。

価格は35万円

30年近くも昔の50万円って、現在価格にすると一体いくらになるんでしょうか?






左も思い出深いCQ誌広告のひとつ。

江本アンテナ(エモテーター)(株)


オークウッド調の壁や机の上に
置かれたコリンズSラインと
とても上品な雰囲気のシャック。


インパクトのある広告でした。




写真左はJA1COW森OMのシャック。写真右はJA1BRK米村OMのシャック。
どちらもとてもFBなコリンズシャックでCQ誌の表紙を飾りました。



コリンズ製無線機の設計や性能の素晴らしさもさることながら、
PTO、メカニカルフィルター、μ同調機構、RFネガティブ・フィードバック、、、

そのどれもが少年には難しく理解は出来ませんでしたが、
何故かそんな部分に憧れたんですね。

きっと多感な時期にそんな想いを持ったので、それが今もなお
ずっと続いているような気がします。