YAESU 最高級デスクトップマイクロフォン
MD-200
新発売


YAESUよりHF SSBマニア向けにリリースされた待望の通信機専用ディスクトップマイクロフォンの紹介です。
ここのところ7メガでもちらほらとMD−200ユーザーの電波が聞かれるようになりました。
この写真と資料はJP2MYJ坂口さんからもものです。
現在、この高級マイクロフォンを試用中とのこと。
是非、QSOでお確かめください。

YAESU MD-200 Microphone

<<CQ誌8月号YAESU広告より>>



MD-200の全景。
不要な振動ノイズを抑える構造で、
シャックが音響スタジオに変身します。


MD-200のウインドウ・スクリーンを
外した様子。




マイクヘッド部分の様子





MD-200の技術
<Vertex Standard資料からの抜粋>

MD-200のエレメントには、忠実度、変換効率、共に最も評価の高いダイナミック型を
採用しました。
限りなく応答特性の追求を行った結果、その振動版に使用する素材は
ポリエチレン・テレフタレート・フィルムを採用。
構造では振動板の後面を開放させた、圧力傾度形両指向性が基本形で、
発生音域の低域部分と高域部分に大胆に広げた独特なレスポンスを
発生します。

エレメントはスタジオ機器で実績の高い専門メーカーから供給を受けます。
新規開発した機構、VSPC(Variable Side Pressure Control)*特許出願中
は、振動版背面に生じる負圧を調整する仕組みで、
マイクヘッド部分の開閉機構を適度な調整操作を行う事で、
振幅の大きな低域から、子音、破裂音、ブレスノイズに至る高音域までの
レスポンスを連続的に操る事ができます。電気的に周波数特性を
補正するマイクイコライザーとは異なり、あくまでも原音にこだわった
アコースティック・サウンドを造り出します。

こだわりのエレメントの能力を十分に引き出す台座部分には、
強度と防振性を重視した重厚なマウント構造が施されています。マイクロフォン本体は
大型のラバー・ダンパーによってフローティングしながら大きく包み込む様に
周囲より保護し、必要に応じてヘッド部分を前後に傾斜できる様に
なっています。
これらの装備によって卓上を伝わる扶養振動ノイズを抑え、
音響スタジオの様な臨場感を醸し出します。
素材からの厳選によって到達した深みのある音源を、SSBである事を
忘れるほど忠実な音質を提供するMARK−Vのデジタル変調器で
是非オンエアして頂きたい、そんな上質な最高級マイクロフォンです。

大型リニアアンプをMARK−VのクラスAでドライブする最上質な送信音は
まるで目の前に居合わせた人と会話する様な存在感で
世界のDX’erにアピールします。


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