米国ナショナル社PWダイヤル復活なるか?
真空管式短波ラジオの製作 -その2-

目玉の親父ラヂオもいろいろ内部配線、そしてまとめにかかります。
構成として0-V-2ですが、ヒーターはDC点火、低周波チョークの使用など工夫しました。
シャーシーは市販のアルミシャーシーを使用していますが、パネルは1.2mm厚で加工しています。
大きな穴あけも多くあり、これだけでも大変です。
RFアンプとして1 FET、1 ICで取り付ける予定です。
バンド切替はプラグイン・ボビンに巻いたコイルの差し替えで行います。



注:「目玉の親父ラヂオ」はJP2MYJ坂口さんの命名です。
by JG1XLV J.Arai

内部の様子。

部品点数は少ないのでガラガラです。

写真左側が6AU6、6SN7のオーディオ段。

真ん中が検波段の6BA6.
バリコンとコイル。

バリコンはPWダイヤルの0-500の回転しても
ギア比の関係で3/4くらいしか回転しないので
確認が必要です。



手前がオーディオ初段の6AU6
真ん中はオーディオ・トランス

その後ろが3極管プッシュプル動作の
6SN7 GT管。

黒色はプッシュプル用オーディオトランス
(TANGO製)
キャビネットに入れた「目玉の親父ラヂオ」

PWダイヤル左の窓にはLCD周波数カウンター
を組み込む予定。

復活したPWダイヤルのタッチもFB。

セットアップ済の「目玉の親父ラヂオ」

性能は単なる0-V-2ではありますが、
特にシャーシー、ケース工作や
PWダイヤル工作などいろいろと楽しめました。



これから夜にのんびりとノスタルジックな
雰囲気で短波を楽しんでみたいと思います。