ALL Band Antenna @JG1XLV


2002 Summer

今回はアンテナの整備とオールバンドに出られるようにするためのアンテナ調整と工事に
夏休みの前半を使いました。しかし、連日猛暑の中、午前中から夕方までの3日半。

以前使用していた18メガ釣竿4エレを降ろし、CDトライバンド八木を上げて、入念な調整。
3.5/3.8のダブルバズーカ・アンテナを上げ、そして本日のWARC用ロータリーDP。
全て一人で作業しましたので、すこし手間と時間が掛かりました。

すっかり真っ黒になって、毎日いい汗をかいた後のビールの美味しいこと。

それでは、それぞれのアンテナの様子とコメントをご覧ください。
今回はWARCバンドのロータリーDP(ミニマルチ製、10/18/24.5MHz)が主役です。




今回の主役。
ミニマルチRN3DX 10/18/24.5MHz
エレメント長10.8m、重さ5Kg
RN3DXの給電点の様子とエレメントの様子
(垂れ下がりの様子もご覧ください)
通常ロータリーDPの場合、スタックしている
他のアンテナのブームと平行にエレメントを設置する
ケースが多いようです。
しかし、その場合トラップへの影響もでるようです。

 今回はそれを避けるために、ミニ・ブームを取りつけ
写真で確認出来るように他のアンテナのエレメントと
平行に設置しました。
写真上は、ブーム間隔50センチくらいの
CD社318 トライバンド八木
マストにブームが3本付いているのが分かると
思います。
ブームは下から今回のWARC用ロータリーDP、
真ん中のブームはCD 318トライバンド八木用、
一番上がCD AFA40 7MHz 2エレHB9CV用です。
エレベーターをフルUPした状態。
RN3DXは無調整の状態で
10MHz----SWR 1.0    
  18MHz----SWR  1.6-2.0
     >>> CW Bandより下に合っている
24.5MHz----SWR 1.3-1.4  

18MHzバンドは調整が出来ないのでこのまま
にします。10メガや24.5メガのSWRから
判断してもスタック化の影響は最小限に
できたものと思います。

2002.08月 JG1XLVのアンテナ全景

ワイヤーアンテナは3.5/3.8MHz用の
ダブルバズーカアンテナ

3.600に調整したダブルバズーカで
3.500 SWR=1.44
3.600 SWR=1.00
3.800 SWR=1.70

というもの。是非お試しください。
<参考>
3.5/3.8 ダブルバズーカ
7 AFA40 23mH
10/18/24.5 ロータリーDP
14/21/28 CD 318

参考出品(?)
自作リモート・アンテナ切替器

今回のアンテナ工事で久しぶりにリモート
(屋外のタワーの根元)に設置してあるアンテナ切替器
を明けてみました。すでに10数年使用していますが
無事故・無違反(?)で動いています。
使用していないアンテナはアースへ。DC電源OFFで
全アンテナはアースに落としています。
外側の防水ケースの様子。
アンテナは5回路。DC12Vでシャックから
切替え。

この切替器でHFの同軸は一本となり、シャックへ。

ちなみにこの屋外のアンテナ切替器を
シャックからコントロールしているのが
この左のステーション・コントローラーです。

パネル中央のスイッチを切替えると
左上の大型LEDでバンドを表示するように
なっています。


これで3.5メガから28メガまでのWARCバンドを含むオールバンドのアンテナが
そろいました。

Many thanks to JP2MYJ & JN1DNG/JA2QXY