 Special story of A5 Butan DX Pedition,2000,May |
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「A52US秘話と世界でたった１枚のQSLカード」 by JA2QXY/JN1DNG Hawk Y Kawamura 2000年5月初旬に行われたブータン王国へのペディションA52Aは米国と日本の合同メンバーによって行われました。 日本からはJA3IG,JA3USA,それにおなじみJF1ISTが参加しました。 このときのオフィシャルなコールサインはA52Aでししたが 各OPは個人コールも取得しており、それぞれA52US(JA3USA島本氏),A52IST(JF1IST藤原氏)でした。 それぞれ時間をみて個人コールでも運用し、私の知る限りではA52USは4-5局とQSOしています。 ただしLOGはメモ程度で正式には残っていないとのことです。 A52ISTも同様でせいぜい総QSO数は20局程度と思われます。 彼らから直接聞いていることは、それらのQSOは殆どがごく親しい知人とのQSOであり 記憶には残っているので直接QSLを発行してくれるというものです。 そんな背景からここにご紹介する”世界でたった一枚のみの秘蔵QSLカード”の話へと続きます、、、。 |
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| 世界でたった１枚のQSLカード （A52US) |
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< A52US >  Click to enlarge photo |
島本氏が発行した唯一のカードが私の手元にあります。 今後はＡ５の主管庁が再発給しないかぎりＡ５２ＵＳは永遠に使われることがないコール、つまりは永久欠番コールなのです。諸事情からすると再発給は本人以外にはあり得ない公算が大であり、しかも島本氏ご自身はＡ５２ＵＳを使うつもりはないと断言されていますから、Ａ５２ＵＳのＱＳＬは今後発行されることは皆無に等しく、 このＱＳＬがたった１枚の貴重なカードであるという訳です。 さて、A52ISTのQSLは？ 実は、、、、、未だ１枚も発行されていません。 藤原氏はブータンの絵はがきにコールサインを記入して発行する用意はあるとのことですが、誰からも請求はないとのことです。 （皆さん忘れているのか遠慮しているのか。。。 手元にLOGの控えはないとのことですが、、、） Ａ５２ＩＳＴとは初日の５月３日、非常に電波が弱いときに JL1UJG JA5CJZ JR5PWV JA6BZA の４局だけが ７メガでQSOに成功しています。 by JA2QXY/JN1DNG |
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Ａ５２ＵＳのＱＳＬ Ａ５２Ａのペディションから帰国されてしばらくした頃、 ＪＡ３ＵＳＡ島本氏から７メガでコールがあり、 7088ＫＨｚなど日本の各局が周波数を確保したり、 QRM状況の伝達などで陰ながらバックアップできた事へのお礼でした。 その折り、A52USでのQSOの話題になり、そのQSOデータを教えてもらえればスペシャルQSLを発行してくださるという 有り難い申し出をいただきました。 数日もたたないうちにダイレクトでお送りいただいたのが この世界で一枚だけの貴重なQSLカードです。 このＱＳＬは島本氏ご自身による自作のもので、 A52US第１号のカードです。 しかもその後の発行はありません。 |
 世界で一枚の貴重なカードの大きさです。 JG1XLVのシャックにて撮影 |
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| Ａ５２ＵＳ秘話 by JA2QXY/JN1DNG それから1年半ほど経った2001年の晩秋、たまたま島本氏と７メガでQSOでき A5へ単独で行く計画があったことを知らされました。 氏によると希望したコールはA52USAだそうです。ところがＡ５の主管庁からの連絡によると A52USAはすでに発給実績があるので免許できないと回答だったとのことです。 2000年5月の際にもA52USAを希望したらしいのですが、USAチームに遠慮したのか 或いはUSAチームの誰かが希望して免許されたのか、ともかくそのときのはA52USだった訳です。 ところが、よくよく調べてみると免許されていたのは島本氏ご本人へのものであることが判明。 今後再び訪れるときにはA52USAを使用し、A52USは全く使うつもりはないと氏は断言されております。 |
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このように連日のようにQSOできていますが、 これは JH4TOX JP2MYJ JA0HES 等と７メガに陣取り、A5から折りをみてコールがあり、 その後その周波数でパイルが始まるというスタイルでした。 悲しいこともありました。 JP2MYJ坂口氏はこんなスタイルでA52A（藤原氏）とさんざんQSOしておきながら、 藤原氏は仲間内とのラグチューQSO位にしか認識しなかったためでしょうか、LOGへの記入はナシ！ おかげで［Not in the LOG］ の結果でした。 可哀想〜に！！！ JA2QXY/JN1DNG Hawk Y Kawamura |
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