ADSLのノイズ対策・速度低下のHint & Tips


ADSLのノイズ対策

 ●日本経済新聞5月2日朝刊より

非対称デジタル加入者線(ADSL)は高周波の信号を電話線に流すことによって
通信速度を上げています。高周波信号はノイズ(雑音)に弱いのが欠点で、
まわりの家電製品が発するノイズがモデムに影響する場合がある。家庭内の
電話線が長いと、AMラジオの電波と干渉しやすくなるケースもある。
これを防ぐためには、通信速度を低く調整したり、宅内配線を見直したりする
方法がある。

 当局(JG1XLV)ではADSL 8MBでブロードバンド接続していますが、
ある時から急にADSLの速度低下が発生しました。どのくらいの速度低下かというと
当初の速度の1/50-1/100くらいまで低下してしまいました。

 ADSLでは、ノイズの影響を受け、リトライが多くなると局側で自動的に速度調整し、
接続スピードを下げるようです。また一度接続スピードを下げると、
局側でリセットしないかぎり低下したスピードのまま、以降も接続します。


 一度下がったADSLのスピードをリセットするには”ADSLモデムの電源を
最低30分以上OFFにする”
ことで局側の速度設定がリセットされます。
(NTT障害窓口で確認しました)

 これを聞いて、さっそく試してみたところ当初のスピードまで回復しました。
ノイズの影響で自動速度調整されていたようです。
"最近、どうもADSLが遅い”という方は、一度試されてはいかがでしょうか?

 ◆ADSLノイズ対策(根本的な解決)
 しかし、ADSLライン・モデムへのノイズ対策を根本的に行わないと
また速度調整されますので、このような場合はインターフェアー対策のページ
参照されて対策されることをお勧めします。