”真空管の伝説”木村哲人 著


本日、本屋で面白い本を見つけましたのでご紹介します。
真空管の出来た頃の話から軍用無線の流れ、ラジオ放送開始、秋葉原や神田のジャンク屋。
真空管にまつわる大正、昭和の時代から現在に至るまでの歴史とそのヒーターの灯りと温かさ。
ハムのOMならずとも一気に読みたくなる一冊です。

筑摩書房 定価(本体価格1200円+税)
  ちくまプリマーブックス145
  「真空管の伝説」 木村 哲人著
  
ISBN4-480-04245-8

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真空管と無線のファンへ贈る一冊







< 目次から >

●真空管の構造
●ラジオ放送はじまる
●君は真空管を知らないか
●電池式だった昔のラジオ
●戦争と非常時型ラジオ
●海軍の無線好き、陸軍の電波嫌い
●アンテナとアースの話
●日本陸軍の無線嫌い
●方向探知機の話
●スパイの通信機は安ラジオだった
●マイクに敗れた日本軍
●戦争とスピーカー
●謀略放送の話
●遅かりし日本レーダー
●ブドウで作った水中マイク
●秋葉原と軍用真空管
●聴こえない玉音放送の謎
●女学生が作った真空管