図49


9.749980MHzの信号にした.何かスプリアスだらけだ.
電源トランスが火を吹いた「ヤツ」はこうしてみると、清く正しく美しかった.
その内に残っている2台をセットアップすつ予定だが、
この新しく入手したものを是が非でも手懐けてやるつもり.
(火を吹いた「ヤツ」とユニットを入替えたが駄目だった)


逆側ヘテロダイン 9.750000MHzとした.
フィルターの周波数と局発が少々ずれているので、信号のキャリア周波数が
フィルターのパスバンドに近付き過ぎの様だ.
C/N比は6dB程悪くなっている.妙なスプリアスが出て来る.


3335Aからの信号周波数を10.250012MHzから10.250000MHzにすると
見事スプリアスは消える.C/N比は変化しない.


パスバンドの中のスペクトルは3335A自身のスプリアスC/N比は-125dBm/HZ位.
3335Aは10MHzを境にしてシンセサイズド・ジェネレーターが別々になっている.
とにかくシンセサイザーは分割比で不思議なスプリアスが出る.
この場合は10.250012MHz.


3335Aから10.2485MHz -80dBの信号を入れる.
10534Aの出力側の3dBアッテニュェーターの分のロスを考えると
まずまずの構成.バックグランド・ノイズに少々傾きがあるが、何故か不明.


10534Aと10MHz OCXO局発+13dBmとして、バックグランド・ノイズを測定した
2-3dB程上昇するが、誤差範囲.低雑音のOCXOならば
(例 HP 10544A 10811D他色々)殆ど同様のレベルである.
HPのノイズミクサー(アクティヴ)が入手出来たので、
その内に測定にかけて見るつもり.