ビンテージ・リグ用Phone Jackアダプター


<簡単工作編>
 コリンズやドレークなどのビンテージ・リグのオーディオPhoneジャックは最近のような3P型のジャックではなく、
2P型を使用しています。ところが現在市販されているヘッドフォーンはステレオ・タイプの小型3Pが普通です。
小型3Pジャックでは、そのままつなげませんので、アダプターが必要になります。
市販のアダプターでは、そのままつないでもヘッドフォンの片側からしか音が出ないので、
なんらかの(しかも簡単な)工夫が必要になります。
今回はその簡単に製作できるビンテージ・リグ用Phone Jackアダプターをご紹介します。
皆さんのアイディアでFBなものをお作りください。


記:JG1XLV 2003/01/22




 ビンテージ・リグ用Phone Jackアダプター 


必要な部品はジャンク箱にあるような
2Pのフォーンジャック(オス)と
写真にはありませんが、
ヘッドフォーンにつなげる小型3Pジャック(メス)
になります。左写真のコイル・ボビンは
アダプターをかっこよくまとめるための
道具になります。



初めは写真上の2Pジャックのシールド線の先端に
小型3Pジャック(メス)をハンダ付けしたものを
作りましたが、どうも見栄えがよくないので
スペック変更し、適当なボビン(写真はサトーパーツの
コイル・ボビンです)を利用して
ビンテージ・リグ側の2Pジャックと
ヘッドフォン側の小型3Pジャック(メス)を
一体化・モジュール化することにしました。
接着はお得意の”ホットメルト”です。

75S−3Bにつなげたアダプターの様子。






ヘッドフォーンをつなげた状態。
簡単に製作でき、機能や格好も
結構気に入っています。