YK-88-S1 vs YK-88-S2



一部のKenwoodユーザーのマニアに愛用されているYK-88−S2 SSBフィルターのスペックです。
TS-930やTS-940などをはじめ、IF周波数が8.83MHzのリグで、お使いの方も多いかと思います。

スペックのとおり、YK-88-S2はS1に較べ、音域の広いFBなSSBになるようです。
こだわりの方にはうれしいSSBフィルターでしょう。



YK−88S2とYK−88S1の特性比較



YK-88-S1 SSBフィルターの写真。
S1の上はAM用フィルター(YK-88-A1)

YK-88-S2はセットにインストール済みのため
写真がありませんが、大きさ・形状は
YK-88-S1と同様です。

フィルター名 YK-88-S1 YK-88-S2
中心周波数 8.83MHz 8.83MHz
帯域幅(−6dB) ±1.3KHz ±1.5KHz

(−20dB)

±1.7KHz ±1.9KHz

(−60dB)

±2.5KHz以下 ±2.75kHz以下
入出力
インピーダンス
470Ω 470Ω
入出力容量 5 PF 5 PF
挿入損失 −2db -2db
帯域内リップル 2db以下 2db以下
YK-88-S2
特性
(クリックで
拡大します)
参考情報
ICOM
FL-44A
455KHz Filter

フィルターの底面写真

上記スペックからも分かるとおり、YK-88-S2
の方が若干幅広のため、SSBにおける
低音から高音に至る音域の広さをが
感じれます。